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さらに驚くことに、私たちがお金は負債だといったん気がついたら、
もし借金がないのなら、お金は存在しないことが分かる。
私たちの貨幣システムというのは、
そのシステムの中に借金がないとしたら、
そこにはお金が存在しないのだ。
もしすべての借金が返済されたのなら、経済は改善する。
そう思うだろう。
それは、確かに個人的なレベルでは真実だ。
私たちのローンの支払いが終わって、もっと使えるお金を誰もが持てたら、
一般に使えるお金も多くなるはずだ。
しかし、現実は、まったく反対に、使えるお金が全然なくなるのだ。
私たち皆が使っているお金のかなりの部分は、銀行の再信用貸し付けに依存している。
ローンがなければお金がないのだ。
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かつて起こった、世界大恐慌のときには、
ローンの供給が干上がるにつれて、劇的にお金の供給がなくなったのだ。
これはよろめくような事実だ。
私たちは完全に商業銀行に依存しているのだ。
現金であれ、クレジットであれ、
われわれの使っているドルは、誰かしらが借りなければ生まれないのである。
もし銀行が十分なお金を創造したら、私たちは繁栄するだろう。
そうでなければ飢えるだろう。
私たちは恒久的なマネーシステムなしでは、絶対に生きられないのである。
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このような仕組みがあるから、企業が銀行からお金を借りるようになるかっていうのが、たびたび話題に上がるんですね。
やっと分かったかも。