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銀行家は
低い利息を預金者に支払い、
高い利子を付けて借り手に貸し出した。
この差額が銀行の利益と営業経費をカバーした。
この論理は簡単で、信用貸しの要求を満足させる理にかなった方法のように思われた。
しかし、これは現在の銀行が行っているやり方ではない。
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ゴールドスミスは預金者に分け与えた金利の後に残った収入だけでは満足しなかった。
この時代、銀行家に対する需要は世界的に拡大し、ヨーロッパでは急成長を遂げた
でも、彼のローンは金庫にある預金者の預金量に制限されていた。
そこで思いついた。
彼の金庫にある中身のことは彼以外誰も知らない。
金がなくても紙幣を貸し出すことができるのではないか。
紙幣の持ち主が同時に金の返還を要求することはない。
誰も気がつくものはいないだろう
この新しい計画はとてもうまくいった。
そして銀行家は実際にはありもしない金の金利によって、莫大な富を築くことになった。
銀行家が何もないところからお金を作り出すアイディアはとても信じがたい乱暴な不法行為だった。
だがこのお金を発明する力とアイディアは、あなたも想像できるように銀行家をとても喜ばせた
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