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*金貸し***
沢山の金利をローンにつけることは、高利貸しと呼ばれ、
かつては死刑を含む厳しい刑罰が課せられた。

主要な宗教は、みな高利貸しを禁止していた。

習慣に関する議論の大部分は道徳的だった。
お金の目的は、モノとサービスの交換を容易にするものと信じられていた。

お金からお金を作る行為は「泥棒」、あるいは
「寄生者」の行為とみなされていた。


しかし 商業の増大に信用貸しが必要になるにつれて、
貸すことは貸し手にとって危険と損失を伴うのだから、
貸すことによって利益を得ようとするのは正当だ、とされた。

今日、これらの概念は奇妙に思える。

今日、お金からお金を作るという考えは、理想として目指すべき姿だと思われている。

なぜ、あなたは働いてお金を稼ごうとするのか?
しかし、持続可能な未来を思い描くとき、利息を貸すことは
非道徳的で問題があることは明らかだ。

何世紀もの間、存続できる社会と経済を創造してみて下さい。
資源の蓄えを浪費する代わりに、1日で得られる資源の範囲内で生活することを。

地球が生産できる以上の資源を、無駄に使うことはやめましょう。

太陽や重力、地熱、磁気、その他、
全てのエネルギーは再生可能だ。

再使用し、全てをリサイクルすることによって、
資源の再生可能な範囲内でのみ、この社会は持続可能である。

人は死んだり生まれたり、人口は自然に置き換わっている。
そんな社会は、永遠の経済成長を必要とするマネーシステムを使っていては、
決して実現しないだろう。

少なくとも、崩壊することのない、安定したお金の供給を必要とするだろう。

この安定したマネーサプライの総容量は、地球による生産量の範囲内であるべきだ。


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また、金貸したちが実際に、貸すためのお金を持っていると仮定しよう。

もし、その貨幣で銀行家たちが、利息つきの貸し出しを始めたとしたら、
やはり彼らは儲かり成長するだろう。

もし、彼らが利息で稼いだ全てのお金を再び貸し続けるならば、どんな結果が起こるか?

それが、金貨か借金のお金かは問題ではなく、
金貸したちは全てのお金のものにしているのである。

そして、閉鎖や破産が起こされた後で、
また彼らは本物の財産を手に入れるわけだ。


全住民の間で、貸出金利の収益が均一に分配されたときだけ、
この問題は解決する。

銀行利益への重税は、この目標を解決に導くかもしれない。

しかし、そうすると、なぜ銀行はビジネスすることを望むのか?
もし私たちが現状から自由になることができたとしたら、
銀行の金利収入をすべての人々の配当として分散させることを想像できるかもしれない。
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