金本位制の誕生〜変動相場になるまでについての歴史です。

教科書
 http://fhp.jp/fx/?p=0117&n=&k=1
 http://www.findai.com/yogo/0288.htm

*法定金平価***
*一国の通貨価値を、一定量の金で表わすこと
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●金本位制のできるまで●●●●●●●●●●●●
18世紀以前 
 銀や金がお金の役割を果たす。
 希少性・保存性に優れていたため。
 
 でも、大銀山が発見され、産出量が増えたことで、銀の価値が大暴落。
 金が唯一ふさわしい通貨基準となる


●金本位制の誕生●●●●●●●●●●●●●●●
19世紀
 世界経済の中心はイギリスだった。
 産業革命をいち早く達成したことで、輸出競争力の圧倒的強さを持つことで、
 世界をリードしていた。

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1816年 
 イギリスが1ポンドの金貨鋳造を始める
 また、貿易の決済を、 
 金の価値に裏打ちされた紙(紙幣)で行うことに決定。 
 金本位制の始まりとされる。

 *金本位制とは***
 *金を通貨価値の基準とする制度。
 *中央銀行が発行した紙幣と同額の金を常時保管し、
 *金と紙幣との兌換を保証する仕組み。
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1871年
 円の誕生。
 新通貨条例で、1ドル=1円となる
 
 日本では金が少なかったので、
 金銀本位制度になる


1897年
 日本も金本位制になる
 1ドル=2円
 1917年まで極めて安定的にこのレートを維持
 
 
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国際的な取引の決済は、金か金に裏打ちされた紙幣
で行うこととなった。 

国際経済にとって最も大切なことは、為替レートを安定させて円滑な貿易を実現すること。 
為替レートがいきなり何十倍にもなったら、貿易が成り立たなくなり、国内経済も破綻し、各国に弊害が生じる。 
それを未然に防ぐことができた。 

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