頭が混乱するし間違っても嫌なので、あまりまとめずに書きます。
●大型株の価格変動要因●●●●●●●●●●●●●●
大型株の価格変動をもたらす要因は、おおむね2つに分類できる
@ローテーション戦略
A予想利益修正ゲーム
*@ローテーション戦略(M重視)**********
景気の波に応じて、ポートフォリオの入れ替えを行う。
景気は、FRBの金融政策の変更が重要な要因となって、
停滞→上昇、好況→不況へと変化する。
景気サイクルのどの局面でも利益を出すなら、
持続的成長銘柄と循環的重厚長大銘柄のアップダウンの間を
巧みに乗り換える必要がある。
*A予想利益修正ゲーム(E重視)**********
いつ会社の予想利益が上方修正されるかを察知する。
(どのファンドマネージャーも一株当たり利益成長率を最重要視する)
個々の企業の製品サイクル、需要サイクルの変化を、それが実際に起こる前に
察知しなければならない。
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これらは伝統的手法、だそうです。
巨大な投資信託のファンドマネージャーの頭には、セクターローテーションの考え方が
こべりついているんだそうです。
●大事なこと●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
セクターローテーション関係の大事なこと
個々の会社の事業内容を詳しく知るよりも、
・その会社が属するセクターの状況や、
・景気サイクルの中でそのセクター全体がどう動くか、
の方が大事かも。
株価収益率の変動を利用して得られる利益は非常に大きい。
*
そのためには、マクロ経済の動きをしっかり読むこと
全てのセクターはマクロ経済全体の動きに影響される。
*
景気の節目で銘柄を入れ替える必要がある
(図1)景気サイクルと銘柄群 →著作権にひっかかりそうなのでUP
はやめておきました(^^;
*
景気後退局面で、Mが最も上昇するのは、安定成長(ディフェンシブ)銘柄
医薬品、食品、トイレタリーグッズ、ビール、ソフトドリンクの会社など。
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安定成長銘柄のMがどんどん上昇を続ける時こそ、
方向転換して最も落ち込んでいる銘柄群、循環型銘柄群に
乗り換えるタイミング。
景気が落ちこめば、FRBは金利を下げる。
企業にとっては、金利低下は投資と資金需要を促進する役割を果たす。
※このタイミングでは、循環型銘柄は不当に高いように思えるものだ
Mが最も高い時に絶好の買いタイミングとなる
*
アナリストに要注意。
景気が悪化してくれば、循環型銘柄は業績が悪化する前に売られ始める。
でも、アナリストたちは景気サイクルの論理を十分に理解していない。
そのため、過去の利益水準、予想利益などから割安すぎると推奨する。
そして、実際にE(業績)が落ちて、株価も下落すると、予想を下方修正する。
下方修正されることで、さらに株価は下落する。
調整が続き、その間ディフェンシブは上がり続ける。
そして、ファンダメンタル価値を十分に織り込んだ頃に、アナリストたちは大幅下方修正予想を出す。
こんなにお粗末なものなのだ。
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