*前提知識********************
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*株価は、
* M(株価収益率)×E(1株益)=P(株価)
*で決まる。
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*つまり、株価を高める方法は、
* E:EPS。1株当たりの利益
* M:PER。1株当たりの値段に対して何倍まで払うか
*のどちらかが上昇するしかない。
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●M●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
株価収益率。PER。
ある銘柄の1株当たり利益に対して、いくらの株価で売買します、
という倍率を表す。


*1***********
Mはマクロ経済の影響を最も受ける。全てのセクターが、である。
だからこそ、経済の動向が大切で、常に気を配らなければならない。
GDPの成長率、金利動向が特に大切。


*2************
Mを見れば、割安かどうかが分かる。
ただし、同業他社、S&Pと比べること。

そして、低ければいいというものではない。
スポーツの世界では、人気のあるチームはよく訓練されていて、
強かったり過去の優勝歴のために人気がある。
ウォール街でも、すぐれた会社は人気がある分、高い値段を支払らわなければならない。
株価収益率が低い会社は、スポーツで弱小チームが負ける傾向にあるのと同様に、
株価も低水準で推移する傾向がある。

ただし、プロが支払う上限は、40倍である。


*3************
企業業績が変わらなくても、上方修正する可能性のレポートが出れば株価は上昇する。
つまり、EではなくMが先に上昇する。


*4************
GDPと成長率、政策金利の変化、がそのセクターにどう影響するか、
景気後退でどのようなセクターが売られ、どのようなセクターが買われるか。
資金移動がどう起きるか、
景気転換時はどうか、そのパターンを知る必要がある。

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