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教科書 http://item.rakuten.co.jp/book/1668217/ ************************************** 「最近のような下げ相場は一生に一度ぐらいしかお目にかかることがないのでは?」 と思うかもしれない。 それは、イエスでありノーでもある。 2000年初頭に崩壊したバブル相場は確かに異常で、過去70年間にそんな状況は 見られなかった。 だが違いは、程度の差にしか過ぎない。 物事はほとんど変わらない。 最近の下げ相場で人々が被った損失は並はずれたものだったかもしれないが、 その損失に導いた過ちは並はずれたものではない。 ********** 理解しておかないといけないことは、 投資で成功することと、 あなたの感情や個人的な意見とは何の関係もない、 ということである。 市場では、あなたが何者で何を考えているかなんて何の意味もない。 市場はやりたいことをやる。逆らっても損をするだけである。 ********** 2000年にバブルがはじけたとき、一貫性のある売りアドバイスを提示し 資産を現金化するように繰り返し警告したところはほとんどなかった。 (オニールさんの会社はした) 株式市場における個人的な意見、感情、願望はおおむね間違っていて、 往々にして危険であるということだ。 ********** 需要と供給の法則は、ウォール街内外のあらゆるアナリストの どんな意見よりも優れている ********** 百聞は一見にしかず、と言われる。 チャートの価値はそれ以上のものだ。 医者が使うレントゲン写真のように、見る人が見れば、市場・個別銘柄が 健康か病気かを一目で教えてくれる。 ********** ブローカー、ストラテジスト、エコノミストたちは、 各種の景気・経済指標に対する自らの解釈に頼る。 そんなやり方でうまくいくわけがない。 経済が市場をリードするのではなく、市場が経済をリードするのだ。 S&P500指数は、「先行」経済指標に入れられている ********** テクニカルアナリスト(※)が天井とその後の底の両方を当てたことは記憶にない ※騰落ライン、センチメント指標、買われ過ぎ売られ過ぎ指標、など50-100種ほどの指標を利用 テクニカル指標は二次的なものに過ぎない。 どんな仕事でも、制度を高めるならば、 対象そのものを注意深く観察し、分析すること。 虎について知りたければ、天候ではなく、草木ではなく、山にいるほかの動物ではなく 虎をみること。 株式市場でも同じで、どっちへ向くかを知るには、 主要な株価指数を毎日見て分析するべきなのである。 ********** 毎日の市場平均の値動きだけでなく、毎日の出来高にもっと注意すること (後で詳しく書きます) ********** 市場の流れが変わったら、それを認識し柔軟性をもって、見方を素早く切り替えること。 数週間前にあなたが信じていたことは、市場の向きが変われば無意味になり、 擁護する価値など全くなくなる。 戦場における最高の軍師は、敵の動き、天候、予期せぬ動きに臨機応変に計画を変更する。 あなたに大切なのは、市場において正しくあるべき時に正しくあること。 そしてそれは、主要平均が大きく転換する時だ。 **********
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