教科書
http://japan.pimco.com/LeftNav/Bond+Basics/2005/Everything_About_Bonds.htm
●債券とは●●●●●●●●●●●●
債券購入者の債券発行体に対する融資。
国債も債権の一つ。
投資家が国債を購入したら、政府に対してお金を貸す意味となる。
国・地方自治体・企業などは、債券を発行して必要な資金を調達する。
ローンと同じように、債券の場合も、
・定期的に利息が支払われ、
・規定された期日に元本が返済される
返済の見込みのない債券のことを「不良債券」という
●債券市場●●●●●●●●●●●●
世界最大の有価証券市場。
種類は、ほぼ無限にある。
*発行されてからのフロー*
(債券が発行される)
→公開市場で取引されるようになる
→債券の価値が、価格と利回りで決まるようになる
●債券の例●●●●●●●●●●●●
企業Aは、新工業の建設用資金として100万ドルを必要としている。
そこで、債券を発行して調達することにした。
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@100万ドルじゃ投資家さんたちに買ってもらえないので分割する。
1単位1000ドルとした。(額面価値という)
100万ドル集めるには、1,000,000/1,000=1,000 で、1000単位発行すればいい。
A利息(クーポンという)と期日を決める
年間5%のクーポン、期日5年、とした。
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この企業の債券を1単位1000ドルで買った投資家さんは、
5年後に債券が満期を迎えるので額面価値1000ドルが償還される。
また、その5年間の間は、1年間ごとに5%の利息を受け取ることとなる。
●債権の期間とリスク●●●●●●●●●●
一般的に、
債券が満期を迎えるまでの時間的長さが長ければ長いほど、
リスクは高くなると考えられる。
*理由*
債券が満期を迎えるまでの期間(残存期間)が長いほど、
債券発行体がお金を返す能力が低下するような事象が起こる可能性、要因が
多くなると考えられるため
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同じ100万ドルの債券でも、
5年後に償還されるものと、30年後に償還されるものなら、
5年後のものの方がリスクは低い。
リスクの高いもののの方が、クーポン(金利)は高くなる。
投資家の立場でいえば、ハイリスク・ハイリターン。
●債権のリスク*デフォルト●●●●●●●●●
債券の発行体が、借り入れた資金の元利金の支払いができなくなるリスク。
(=投資家が発行体に貸したお金を返してもらえなくなるリスク)
*対策*
独立した信用格付け機関が、「格付け」をすることで、デフォルトリスクを
分かりやすくしている。
ほとんどの債券発行体のデフォルトリスクが主要な経済紙で発表されている。
デフォルトリスクの
高い発行体は高い金利、
低い発行体は低い金利
となる。
(ハイリスクハイリターン)