(図1)日米10年債の比較 ←図が行方不明です・・・orz
1998年以降、米の金利は常に日本の金利より高くなっています。
期間中の、差の
MAXは5.05(2000年1月)
minは0.13(1990年9月)
*
minの0.13は、日本の長期金利の天井時。
その当時、日本はどういう状況だったんでしょう(?_?)
と思ったので、景気の流れを見てみました。
1990年9月頃は、
第11循環 バブル景気の山(1991年2月)の5か月前。
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以下、頭の整理と考察です。
長期金利に一番影響を与えるのは、えっと、国内の景気動向で。
景気がいい時は、企業の生産活動が活発になって、お金を借りる人が
増えるから金利が上がる。
物価も関係して、今後の物価上昇が予想されるとき、つまりインフレ予想の時は、
「物価が上がらないうちに借りておこう」と思う人が増えて物を買う人が増える。
それによって、金融市場の資金が不足気味になって、金利が上がる。
物価上昇率が高くなれば、金利も高くなる。
*
バブルの時は、まさにこのパターンだったのかも。
でも、その時が金利も天井だったんですね。
日銀の利上げがきっかけで長期金利も下がったのかも!と思ったのですが。
http://www.crinet.co.jp/economy/indicator/rates/0811.pdf
無担保コール翌日物金利が下がる前に長期金利が下がってます。
イールドカーブでは、右肩上がりの角度が下がってきてたんだろうと思います。
イールドカーブに、将来の景気や金利の傾向が現れる というのは、
きっとこういうことなんですね。
TOPIXは、1990年初めに天井を付けて下がってます。
つまり、景気の天井を見越して?長期金利天井の9か月先に落ちてます。
日銀利上げから考えれば1年前、でしょうか。
そう考えると、やっぱり株って難しいですねっ。
●いただいたコメント●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●*Mさん*************
こんにちわ!
>TOPIXは、1990年初めに天井を付けて下がってます
当時の政策は 「土地や株を下げる」 が命題
総量規制から土地が加速度まし 下がりだす
その後 長〜い デフレ 超低金利政策で本来
国民が受け取る利息分は銀行中心に不良債権処理・・・
企業は 低コスト資本調達できたのだが・・・
キャッチフレーズ 失われた10年
内需は ボロボロ 外需依存の体質強化
財政出動のみ株価上昇 メッキはがれてまた下落
天安門事件で中国投資がアメリカ ヨーロッパに比べ
大きく出遅れる
97年 アジア通貨危機 円はカヤの外 被害は株価だけ
1ドル=70円に備え海外進出だったはずなのだが・・・
10年債が2%以下???不思議がず〜とつづいてます
それでもこのままでも 後10数年で税収 国債利払いでなくなります
予算は 全部 新規国債発行〜???
●*わたし************
こんばんわ★
>当時の政策は 「土地や株を下げる」 が命題
過熱感があって、危険だと感じていたということなんでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424210689
この回答を見ると、引き締めすぎちゃったんですね。
でも、バブルは一度破裂すれば止められるものでもないような気もするんですが。。
企業は低コストでお金借りれたけど、回復はしなかったんですね。
内需はどうなれば強くなるのか、がまだよく分からないです。
企業がどんどん生産して、みんなもどんどん買って消費して、、
となればいいのは分かるんですけどね。
根本的に何が悪いんだろう、と。
まだあんまり理解できていないんですが、アジア通貨危機では、
日銀は1997年と98年に、ドル売りインドネシアルピア買い介入したんですね〜。
こんなこともあるんですね!
>それでもこのままでも 後10数年で税収 国債利払いでなくなります
うー(> <)
新規国債発行、だったらこの前のお話だと、株を売って入札のお金に
まわされるんですよね?
ますます、うぅー(> <) です。