●金利とは●●●●●●●●●●
お金の貸し借りに対する料金のこと。
借り手が貸し手に支払うもの。
「景気の体温計」とも言われ、経済活動に対する指標とされる
長期金融市場では、「利回り」が金利に相当する。
●基本的な動き●●●●●●●●●●●●●●
*好景気*
お金を借りる人が増える
→企業に大きな利益が出る
→物価が上がる
→金利が上がる(高金利)
不景気はこの逆
●金利の種類●●●●●●●●●●●●
金利って名前がつくものの羅列です(^^;
@政策金利
A規制金利
B自由金利
C長期金利
D短期金利
E固定金利
F変動金利
G実質金利
H名目金利
以下にそれぞれの説明を書きます。
*@政策金利***********
中央銀行の金融政策によって決められる金利のこと
預貯金、ローンの金利に影響を与える
日本では、無担保コール翌日物 がこれにあたる。
*A規制金利***********
法令や政府により金利が規制されていて、取引金利が決められている金利のこと。
(例)プライムレート
金融自由化が行われる前は、貯金・預金・金銭信託なども規制金利となっていた
*金融自由化********
*銀行、証券会社、保険会社に対する規制を緩和し、金融機関の業務を自由化すること
*******************
*B自由金利***************
市場で、資金の需要供給の関係で自由に決まる金利のこと
今では、ほとんどの金融商品の金利が自由金利
(例)CD、公社債の流通利回り
*C長期金利***************
満期までの期間が1年超の金利のこと
銀行が企業に融通する際の金利を決める指針となっている
住宅ローン金利、債券投資信託、国債利率、預金金利などに影響が生じる
(例)国債・事業債の利回り、長期プライムレート
特に10年物国債の利回り
*D短期金利************
満期までの期間が1年以下の金利のこと
一般的に数日から数カ月程度の金利を指すことが多い
(例)コールレート、CD3か月もの
*E固定金利***************
取引期間に金利が変わらない金利のこと
⇔変動金利
*F変動金利********―******
取引期間に適宜金利の見直しがあり、金利値が変動する金利のこと
この方法だと、最終的にどれだけの元利合計を支払うかは分からない、ということになる
*G実質金利***************
物価の変動を考える場合の金利のこと
企業の資金需要を決定する重要な要素の1つとなる
実質金利・低、名目金利・高 → 企業の資金需要が高まる
実質金利・低、名目金利・高 → 企業の資金需要が停滞
(例)
年間の物価上昇率が4%の状態で、年率5%でお金を借りた
→事実上年利1%で借りたのと同じ
⇒実質金利1%
*H名目金利***************
物価の変動を考えない場合の金利のこと
⇔実質金利
(例)
年間の物価上昇率が4%の状態で、年率5%でお金を借りた
⇒名目金利5%
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たくさんあるんですね(*o*)