調べ物をしていたら、気になるのを見つけました。
金融株の空売りをしないでも金融株をショートできるワザ
http://blog.zaq.ne.jp/tanosikazone/archive/200807/1
申し訳ないけどコピペです。
だって、ブログ消えたら困るの(>_<)
ダメとは書いてなかったし、、でもダメだよね。たぶん。
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【方法1】
@ 金融株以外の株をバスケット買い(※1)する。
A 次にそれを先物で売る。
B 結果、金融株のショートポジと同じ意味。
【方法2】2、
@ 金融株の個別オプションのプットを買う。
A その金融株をδ分買う。
B 結果、特定の金融銘柄のγロングポジと同じ意味。
※1 バスケット買い
買い物カゴを使うように、たくさんの銘柄をまとめて売買すること
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14325989
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でも、実は私の頭では、
何でこれで金融株の空売りと同じになるのか、
理解できなかったりする(_ _)
気になることなので、いつか分かるかも?と思って
書きました。
●いただいたコメント●●●●●●●●●●●●
*Hさん**********
こんにちは。
金融株以外の株をバスケット買いして、次にそれを先物で売ることが結果として、
金融株のショートポジと同じ意味といっていますので、相関関係が-1ということです。
つまり、金融以外の株のバスケットと金融株のバスケットの値動きがまったく正反対
である場合だとこの仮定は成り立ちます。
ただし、実際それが正しいかどうかは不明ですし、おそらく彼の経験で言うと、
-1の相関関係が成り立つのではないかという推定が働いているように思われます。
この推定について納得しない場合は、この仮定は成り立ちませんね。
通常、この仮定が成り立つことについて納得できませんので、この仮定も正しいか
どうかよく分かりません。
*Nさん**********
【方法1】
指数を構成する現物をバスケット買いして、それ相応の指数先物を売ることは、
それぞれの現物にヘッジのカラ売り(つまり、つなぎ売り)を入れることに
等しいです。
ここでバスケット買いする時に金融株だけ除いて、先物売りをすると、差し引きでは、
金融株空売り相当のポジションになります。
図で書くと、現物バスケットの個々の銘柄を■で表して、金融株の現物買いがある
はずだったところを◇で表すと、
先物売り:▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
現物買い:■■■■■◇◇■■■
■と▼が打ち消しあって、残った◇の上の▼が金融株空売り相当のポジションになります。
【方法2】
この方法だと、下落に対してはヘッジされていて損失限定、現物が大きく上昇すると
利益が出る、ってポジションになり、空売り相当のポジションにはならないと思います。
個別株のオプションで空売り相当のポジションを作りたいなら、
「at the moneyのプット買い+コール売り」、で作れますね。
たとえば日経平均先物とオプションで考えてみます。
以下の状況(今、夕場でついている値)で、
日経平均先物:8210円
行使価格8250円のコール C825:520円
行使価格8250円のプット P825:560円
C825を1枚売り⇒52万円を得る
P825を1枚買う⇒56万円を払う
計4万円を現時点で払う。
SQが来て、SQ値が8210円だったら、C825はそのまま消滅。
P825は8250円-8210円で40円分の価値があるので、4万円もらえる。
最初に払った4万円との差し引きで、0円。
先物8210円の時に作ったポジションなので、こうなりますね。
SQが8000円だったら、C825は消滅、P825で25万円もらえて、
差し引きで21万円の利益。先物を8210円で売ってても同じ。
SQが8400円だったら、C825売りは15万円払わないといけない。
P825は消滅。最初の4万円と合わせて、計19万円の損失。
8210円で先物を売ってても同じ損失。
これを個別株オプションでやればいいのでは。
実際の米金融株の個別株オプションがどういう状況だったかはわかりませんが・・・。