教科書↓
・春山さんの本
http://www.amazon.co.jp/dp/4796663096
・ネットいろいろ
●SWFとは●●●●●●●●●●●●●●
Sovereign-Wealth-Fundの略。
国富ファンド、政府系ファンドと呼ばれる。
国家機関(ソブリン)が主体となって行う資産運用ファンド。
国家が保有する資産(ウェルス)の増大を目的として、
オイルマネーや外貨準備などの国家資金を海外などに投資する。
サブプラ問題では、アジアと中東のSWFが欧米の金融機関に巨額の資金を注入。
今後、恩義に感じた欧米から中東への投資が増加することが予想される。
また、資金規模の面からみても、世界のお金の流れを変える可能性がある。
●資金規模●●●●●●●●●●●●
トータルで推定2兆5000億ドル〜3兆ドル
(情報公開が少ないので、推定しかできない)
●資金源●●●●●●●●●●●●●
@石油・天然ガス・鉱物資源等の輸出による貿易黒字
A商品の輸出による貿易黒字
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|・貿易黒字
| 輸出額が輸入額を上回っている状態
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|・外貨準備金
| 外国に対しての債務の返済に備えて国が保持している
| 準備資金
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SWFは貿易黒字で得た外貨資金をこの形で手元に残した。
将来の万一の支払いに備えたお金だけど、そのままにしておくのはもったいない
→これを資金に投資
●SWF一覧●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
シティ、メリルは特に助けられたようですね。
●金利面の考え方の違い●●●●●●●●●●●
欧米:
一度契約すれば、契約した時点の金利レベルに固定される。
貸した側、借りた側の事情は考慮しない。
借りた側が大儲けしても、貸した側に返す金額は変わらない。
(これが世界のスタンダード)
中東(イスラム)金融:
金利という概念自体がない。
資本を投資するリスクを取ったのだから、収益を受け取る。
そもそも、将来を予想して約束する能力があるのは神だけだ。
●なぜ欧米への救済資金提供を決めたか●●●●●
・欧米の金融機関が破たんせずに復活するなら、株価はとても割安水準
・自分たちの資金が元で復活・再生するなら、長期的に大きなリターンが
期待できる
・欧米に政治的な恩を売れる
●なぜ資金を国内で使わないか●●●●●●●●●
なぜ海外へ投資するか。
国内に留めると、国内が
→金余りの状態になる
→過剰流動性となる
→資産価格が上がる
→バブル!!(不動産、株、債券、etc)
となってしまうから。
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この資金、日本に来てほしい(笑)