・倍率が大きい
上がることを期待して信用買いをしている人が増えているということ。
(もしくは、売りから入っていた人が手仕舞ったということ)
株価上昇の目安となる。
でも、半年後は返済があるため、売り圧力となる
・倍率が小さい
上記の逆
・買いポジを取りたいとき
倍率の低い銘柄は出遅れ銘柄の可能性があるかも。
他と比べて倍率がとても高い銘柄は既にみんなに買われた後の可能性がありそう。
売りが溜まってるなら、上がり始めた時に、売り方さんの買い戻しによる上昇も
期待できる。
・売りポジを取りたいとき
倍率の高い銘柄の方が下がりやすい。
信用取引は6か月という期限があるので、それを利用するという方法。
例えば、
ある銘柄が暴騰 信用買いした人も多い
(つまり買い残の急増)
→その後株価下落
→高値で買った人が逃げ遅れる
→塩漬け者が多数…
という状況だったとすると、
暴騰した日の6ヶ月後は、期日のために泣く泣く損切りする人が出る。
買いから入っているので売られることになる。
つまり安値で拾えることになる。
安値で拾うか、下がるのを見越して売りから入るという戦略がとれる。
逆パターンで、売り残が急増後の半年後というパターンは、
信用売りは損失が無限大に広がる可能性もあるため、
それまでに損切りをする人が多い。
戦略を考えるのは上記パターンより難しい。
●傾向として全体に言えること
・売り残<買い残の銘柄が大半(買いから入る投資家が多い為)
・大型株は倍率が高め
(トヨタ 0〜30くらい。売り残:買い残=10:1くらい)
・売り残が増えれば、[信用の取り組みがよい]と買いを考える投資家が増える
●その他の傾向
重要そうなのから書いていきます。
*該当数が多く、しかも高確率で当たる------------*
・売り残が急増した後に、株価が上がると勢いがつく(踏み上げ)
例)ドワンゴ 2007/10に人気化したとき
・売り残・買い残が交わるところは、株価が動く。反転することも多い。
例)イオン 2007/10に2回、2008/1,2,3に1回ずつ交わっていて、全て逆転したり変化あり
・貸借倍率が悪いと、リバウンド時にあまりリバウンドしない
例)
2533 オエノン
2007/11、2008/8にそれぞれリバウンドしてるが、
前者は5倍くらい、後者は8倍くらい
リバの幅に差がある
*該当数は少ないが高確率で当たる----------------*
・売り残・買い残増から『売り残減少・買い残急増』で天井
2533 オエノン
08/7/4 週足
ぴったり一致。
*例を見つけることができなかったけど大切だと思う--*
・売りができない銘柄は、値崩れすると歯止めがきかない
手を出さないのが無難
・1倍を大きく割り込んだ銘柄は逆日歩が発生し、踏み上げられる可能性があるので、
空売りは控えた方がいい
*例を見つけることができなかったけど傾向としてあるらしい--*
・倍率が1倍前後だと、株価が上がりやすい
・信用倍率が10倍を超えると買い残が多過ぎて上値が重くなる
・残高が共に増加し、貸借倍率が接近すれば人気化、逆転すれば仕手人気化。
・買い残の急増は急騰、減少は急落。 →銘柄によって、全く逆の動きをすることも
・貸借倍率3倍前後は閑散相場。人気化天井は7~8倍以上。
いただいたコメントm(__)m
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>・売り残・買い残増から『売り残減少・買い残急増』で天井
これ当たる確立かなり高いですよ。
自分は、
ローソクが高値つけてからちょっと下がりか横ばい
+乖離が過去のMAXレベル+上記の売り残
+逆日歩なしの銘柄
は空売りしてます