教科書
・フレンズさんの日記
・wiki
・逆日歩の計算方法
 http://manabow.com/qa/gyakuhibu_cal.html

●逆日歩(ぎゃくひぶ)とは
証券会社や証券金融会社(証金会社)は、信用取引で株を貸す立場にある。
「買い」の担保として保管している株を
「売り」のための貸株として利用している。

もし、「売り」が「買い」を上回ると、
貸すための株が足りなくなってしまう(株不足)ので、
どこからか調達しないといけない。

証券会社は、証金会社から借りることができる。
でも、証金会社は、機関投資家などから品貸料を払って借りなければならない。

そのための品貸料は
・「売り」ポジ中の投資家全員が払う
・「買い」ポジ中の投資家全員が貰う

*
信用取引の、
 買い手にとって得、
 売り手にとって損、
となるものなんですね。

●計算方法
1日当たりの逆日歩×株数×株の保有数

*例***********
逆日歩0.2円がついた銘柄を5000株保有。

保有期間
 1日 0.2× 1×5000 =  1,000円
1週間 0.2× 7×5000 =  7,000円
1か月 0.2×30×5000 = 30,000円

●計算対象となる期間
新たに信用売りをした日の受渡日(※)
 〜
決裁した時の受渡日の前日

*※受渡日*****
*株を売買した時、
* 買付時:売買代金を渡して、株券を受け取る
* 売付時:株券を渡して、売買代金を受け取る
*この決済をする日のこと。
*
*約定日を含めて4営業日後。
**************

※火曜日の約定、水曜日決済だと、3日分の支払になる
火曜に約定なら、受渡日は金曜日、
水曜日に決済なら、受渡日は来週月曜日、
「決裁した時の受渡日の前日まで」で計算されるので、
金曜日〜日曜日が対象期間となる。(図)

・持ち越し無しなら取られない


●データが見れるところ
逆日歩は、
約定日の翌日、午前10時過ぎに決定される。

・本日 逆日歩が付いた銘柄の一覧
 http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/hibu.cgi

・過去の特定日の一覧も見れるところ
 http://www.toushi-radar.co.jp/data/gyakuhibu.htm
 
・銘柄の5営業日分の推移が見れるところ(日証金)
 http://www.jsf.co.jp/de/stock/search.php?target=pcsl
 毎日のを足せばいいらしい(?)
 
株不足になっても、それですぐに逆日歩がつくわけではない。 大型株は、証券会社が株券を融通しやすいので株不足でも品貸料がつかないことがある。 小型株は、発行株数が少ない分、逆日歩が付きやすくなる。 * だそうです。

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