●景気動向指数とは●●●●●●●● 景気が上向きか、または下向きか、という、 景気変化の方向を表す指標。 発表元:内閣府 発表日:毎月 翌々月の ・上旬に速報値、 ・下旬に速報値の改訂 が発表される 2種類ある ・DI(ディフージョン・インデックス) 多数の経済指標の変化方向を合成して、 景気局面を把握する ・CI(コンポジット・インデックス) 景気動向を量的に把握する 通常利用されるのはDI。 ということなので、以下DIについて書きます。 ●DIの種類●●●●●●●●●●●● 30種類の経済指標を、時間的関係から3つに分類して作られる @先行(景気に対して先行するとされる) A一致(景気の現状を表すとされる) B遅延(景気に遅行するとされる) ●DIの作り方●●●●●●●●●● @採用した経済指標の統計系列に季節調整を行う A各月の値を3か月前と比較して ・増加→+ ・変化なし→0 ・減少→− をつける。 B先行、一致、遅延の各系列群ごとに、 +数の割合を求める この結果がDI。 ●利用法●●●●●●●●●●● 原則として、一致指数のグラフが50%のラインを ・上から下に通るポイント:景気の山 ・下から上に通るポイント:景気の谷 とされる 先行指数と株価は連動性が高く、投資家が注目する指標の一つ。 債券価格(金利)にも影響を与える。 *** ただし、景気動向指数は 毎月の変動が大きく、 不規則な動きを示す ので、景気の山谷を単独で判断できるものではない。 ●チャート●●●●●●●●●●●●●● グレー塗りつぶし部分: 景気後退期(景気基準日付の山から谷) 青:日経平均 緑:薄いのから濃い順に、先行−遅延 としています。 (図1)CIと日経平均CIの先行・一致・遅延の関係はその通り!という感じです。 日経比較では、日経の方が先に動くかは微妙。動いてるような?違うような? (図2)DIの先行・一致・遅延の比較
分かりにくくなたので、まずはDI自体の比較。 先行・一致・遅延の関係が、ちゃんとしてるとは思わないです。 (図3)DIと日経
全部一緒に書くと、わけ分からなくなったので、 分けて書いてます。 でも、分けて見ても、わけ分からない、ですw ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● DIが重視される、っていうけど、私にはCIの方がきれいに見えます DIってぐちゃぐちゃで、よく分からない、っていう印象です。 分かってないんですけど、ホントにこのDI指数に市場は左右されるんでしょうか。 だとしたら、とっても不思議な感じです。 私のやり方が間違ってるんですかね(?_?) ●いただいたコメント●●●●●●●●●● *Tさん こんにちは。 景気動向指数は市場に与える影響は非常に小さいです。 それは簡単に言っちゃえば統計を寄せ集めて作られる 指数なので、ある程度予測が立つというものなんです。 この指数の速報値が発表される時点ですでに多くの指標は発表済み。 それ以降に発表される指数を含めたものが確定値で 修正される、それが景気動向指数なんです。 この中にはTOPIXも含まれてたと思います
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