※2008/12作成
CDSは相対取引で実際の取引価格の情報が入手しにくい。
市場の透明性、商品の流動性を高めるには、
売買可能なインデックスを作成することが有効。
そこで考案されて登場したのが、CDS価格(プレミアム)指数、
だそうです。
理論価格は価格評価モデルが未だ研究・開発の段階にある状態。
インデックス(CDS指数)は、価格情報公開という意味ではとても参考になる存在。
とのことです。
教科書
・ニッセイ基礎研REPORT 2005.2
http://www.nli-research.co.jp/report/report/2005/02/eco0502b.pdf
・MARKIT社
http://www.markit.com/information/jp/close-up/Exp_iTraxxJP.html
●CDS指数●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
*前提知識**********************
*CDS契約の概要
*@X社が社債を発行し、Aさんがその社債を買った
* Aさん「X社が破たんして、社債の元本や利息が支払われなかったらどうしよう」
*
*AAさんは保険会社αと契約
* 「X社が破綻したら、代わりにうちがその社債の元本や利息を支払います。
* でも、その変わりに保証料を払って下さいね」
* というもの
*
*この保証料をプレミアム という
**********************************
CDS指数の単位は、1bp。CDSスプレッドと呼ばれる。
債務1000万ドルに対する保証料を表すものである。
この数値が高い企業ほど、投資家から破綻の危険性が高いと見られている、ということになる
***
代表的な指数として、
CDX、iTraxx(アイ・トラックス)がある。
参照体によって区別されているようです
・CDX:北米企業が参照体のIndex。125銘柄で構成
・iTraxx Europe:欧州 〃。125銘柄で構成。
・iTraxx Japan:日本 〃。50銘柄で構成。
…
*単位***
bps(ベーシスポイント)。「Basis Point Spread」の略。
bpって書いてるところもあります。(どっちが正しいかはナゾです)
CDSスプレッド1bp
=債務1000万ドルに対する保証料1000ドル
=つまり、0.001%の保証料
⇒1bps=0.01%。100bps=1%。
200bps(=2%)を超えると要注意、とされる。
●データの見れるところ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
・一覧、CDX,iTraxx共にここで見れます↓(markit社)
http://www.markit.com/markit.jsp?jsppage=indices.jsp
日本国内の動向を示すのはiTraxx Japan。
・CDX一覧
このページのIndexをたどれば、チャート・構成銘柄まで見れます
・iTraxx Europe
・iTraxx Asia
iTraxxはチャートは見れないみたいです。。
あっ、個人のブログで、iTraxx Japanについては書いていらっしゃる方がいました。
http://blog-imgs-31.fc2.com/n/e/k/nekosensha/20081125215230.jpg
http://nekosensha.blog69.fc2.com/blog-entry-2898.html
●株価とCDS指数の関係●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
保証料は、デフォルトしたらどうしよう、、という懸念で上がるもの。
だから、株価とCDS指数は、
「欧米の株価指数下落すると、CDXは上昇」の関係とのこと。
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保有ポートフォリオに含まれている資産を参照資産とする
CDSを購入すれば、その資産の信用リスクをヘッジすることができる。
だそうです。
↑意味が分からなかったんですけど、
大事そうなので?コピペしてみました(^^;