※2008/12作成
教科書
・本
http://www.amazon.co.jp/dp/4620318787/ref=tag_tdp_sv_edpp_i
・ニッセイ基礎研REPORT 2005.2
http://www.nli-research.co.jp/report/report/2005/02/eco0502b.pdf
●CDSとは●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
企業が破綻して、借金が帳消しになるかもしれないことに対する
保証・保険を金融商品化したもの
債務保証の仕組みに似ている。
市場規模:62兆ドル(米GDPの約3倍以上)
(参考までに、RMBS市場は6兆ドル)
取引形態:相対取引
(=実際の取引価格の情報が入手しにくい)
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もう少しちゃんと説明を書くと、
契約期間中(例:5年間)に
参照資産にあらかじめ定められた信用事由が発生したとき、
契約されたキャッシュフローを受け取る
という契約。
通常、CDSの買い手は、売り手に対して、
定期的(例:半期ごと)に対価を支払う。
(CDSプレミアムという)
保険に近いけども、プレミアムの支払方法が、
固定金利・変動金利を交換するスワップと似ていることから、
クレジット・デフォルト・スワップ と呼ばれる。
●CDS契約の主要項目●●●●●●●●●●●●●●●●●
CDSの契約って、こういう内容のようです。
契約の項目は、
@参照資産
A信用事由
B金額
C期間
D決済方法
などがある。
*@参照資産*******
信用リスクの対象。
1企業が中心だったけど、複数企業対象のバスケット型もある。
5企業のうちどれかに信用事由が発生したら、契約金額が支払われる、
という「ファースト・トゥ・デフォルト」が有名
*A信用事由******
Credit Event、CEと言われる。
・破産(≒デフォルト)
・支払不履行(≒デフォルト)
・リストラクチャリング(金利減免や支払日延長、など)
など
この3項目を信用自由とする3CEが主流
*B金額*******
(説明が書かれてないので、そのまま「金額」なんだと思います)
*C期間*******
さまざまなタイプがある。
1や6か月の短期型、
5や10年の長期型、など
*D決済方法*****
2種類ある
・現物引渡(現物を渡して契約金額を受け取る)
・現物決済(差額のみ受け取る)
日本では、前者が標準的
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