●ビッグマック指数とは●●●●●●●●●●●●●●
購買力平価(※)の一つ。
ビッグマックは、ほぼ全世界で同一品質のものが販売され、
・原材料費
・光熱費
・店員の労働賃金
など、さまざまな要因を元に単価が決まる。
同じものが販売されている、ということで、
例えば、日本で250円、アメリカで2ドルでビッグマックが販売されているなら、
250/2=125となり、1ドル=125円 がビッグマック指数となる。
イギリスの経済専門紙「エコノミスト」が考案。
ビッグマック指数の他に、
・トールラテ(スターバックス)指数
・iPod指数
などがある。
*※購買力平価説********************
*為替レートの決定要因を説明する概念のひとつ。
*2国間の為替レートは、各国通貨の同一財の購買費で決定される、という考え方。
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*1921年、グスタフ・カッセル(スウェーデンの経済学者)が発表した
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●ビッグマック指数の計算方法●●●●●●●●●●●●●●
各国のビックマック価格はここで見れます↓ (2008年)
http://www.oanda.com/products/bigmac/bigmac.shtml
このデータを見ると、ビッグマックは、
・ユーロ圏:3.37ユーロ
・米:3.57ドル
・日本:280円
で販売されてます。
同一商品がその価格で販売されている、ということで、
3.37ユーロ=3.57ドル=280円となる。
これを計算すると、
・1ユーロ=83.0円
・1ドル78.4円
になる。
今は
・1ユーロ=118.02円
・1ドル=92.99円
なので、ビックマック指数から考えると、更に円高に進む、と推測できることとなります。
●ビッグマック指数と為替●●●●●●●●●●●●●●●●
では、どの程度信頼していいものなのか。
4か国の
・対米ドルの自国の為替レート、
・自国のビッグマック価格(自国通貨建て)を米のビッグマック価格で割った値、
をグラフ化したもの、を載せている資料を見つけました。
http://www.econ.osaka-cu.ac.jp/~Kumakura/teaching/Intro_IE/Ronten.pdf#search=
↑資料中に分かりやすい図が載ってます。
乖離は激しいけど、無関係ではなさそうです。
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参考にするにしても、数年スパンの投資をする方が参考にするもの、かな。
というわけで、ビッグマック指数を調べるのはこのくらいにしておきます。