教科書 
 ・野村証券の辞書 
 ・exciteマネーのやさしい経済講座
 ・本「経済・金融データを読み解く67の指標 
  
●マネーストックとは
旧マネーサプライ。 
金融機関(日銀含む)から経済全般へ供給されている通貨(※)の総量。 

一般企業や個人が保有する、通貨の総量といえる。 
国や金融機関の保有分は含めない。 

※通貨 
 ここでは、物やサービスを購入する際の決済方法になりうる金融資産の意味。 
 具体的には、現金・預金など。 


*マネーサプライ→マネーストックの変更点**** 
通貨保有主体に含まれていた、 
証券会社、短資会社、非居住者 
が除外。 

また、各指標(M1とか)に含まれている金融商品の範囲も変更。 
種類
換金のしやすさで4つに分けられている。 
@M1、AM2、BM3、C広義流動性 

*@M1***** 
・現金通貨 
・預金通貨(普通・当座・貯蓄など) 

*AM2***** 
・現金通貨 
・国内銀行等に預けられたお金 

*BM3***** 
・M1 
・準通貨(定期預金・積立、外貨預金、据置貯金) 
・CD(譲渡性預金:第三者に譲渡できる定期預金のこと) 

*C広義流動性***** 
・M3 
・金銭の信託、投資信託 
・金融債、銀行発行普通社債、金融機関発行CP、国債・FB、外債 


●景気との関係●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 
一般的に、マネーストックは景気に対して先行があると言われる。 

景気がいい 
→企業が設備投資を増やす 
 =銀行からお金を借りる 
  
→銀行から世の中にお金が流れたことになる 
 つまり、マネーストックに含まれる状態になる 

→マネーストックが上昇 

*** 
景気が悪い時はこの逆。 

●株価との関係
マネーストックと株価はおおむね連動する。 
(本にこう書いてるけど、データを見ると「??」です。。 
詳しくはデータのとこを見て下さい。) 

***** 
マネーストックが増加するときは、 
・景気拡大期 
・金利低下の時期 
と重なることが多く、 
増加したマネーストックの一部が株式市場に流入することがある。 

とりわけ、 
不況後期に金融緩和でマネーストックが延びても、 
実需と結び付かずお金が余り、 
その資金が株式市場に流入。 
(→株価上昇) 
は、しばしば見受けられる。(流動性相場) 
***** 

だそうです。 

●データ
http://www.indb.co.jp/inreport/e_graph/html/KINYU201.html 

為替・日経平均との比較 
http://info.hd-station.net/data/jp/m2.pdf 

マネタリーベースと日経平均の比較 
http://www.kabudream.com/comparison/c1.htm 
マネタリーベースなので、マネーストックと範囲が違いますけど、通貨量ということで。 

***** 
株価と一緒に動いていたり逆だったり。増える=株価上昇ではないようです。 

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