非農業雇用者数を予測するために開発された統計。
非農業雇用者数の2日前に発表される。
ADP社は全米約50万社の顧客を持つ大手給与計算代行会社で、
約2400万人の給与管理業務を行っている。
非農業雇用者数の基本統計となる調査は約4000万人の給与データをもとに算出されている。
サンプル数が多く、集計方法が事業所調査と一致していることから、
ADP調査は非農業雇用者数の有力な先行指標として意識されている。
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だそうです。
古いデータですが。
ここからもらいましたm(__)m
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数値は一致することはほとんどないっていうか全然ないけど、
方向は揃うことが多いようです。
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投資家が知りたいのは、市場予想平均がどうか、っていうことではなく、
市場予想平均と比べて実際の統計がどちらに動く可能性が高いか、
ということ。
実績値が市場平均を下回り、
ADP調査が
・市場平均より低い数値を予測していた場合を「勝ち」
・市場平均より高い数値を予測していた場合を「負け」
としてデータを取ったところ、
ADP調査は46勝18敗という成績だった。(06/5 大和総研レポートより)
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図2 08/10からの両者の比較図
↑画像がなくなっちゃいましたorz
両者とも、予想と比べて結果が低かった(高かった)ものに、緑の●をつけています。
同じだったけど微妙、、っていうものは黄緑の●です。
12中、緑6、黄緑3。
つまり50%の確率で予測値の方向が(大きく)同じ、
同じだけど数値が少ないのは25%。
方向が同じものは75%の確率と言えるようです。
実際に大事なのは雇用統計。
で、ADPはその予想をするものでけっこう当たる。
ADP雇用統計の発表日とチャートの比較をすると、ADPで転換してたり大きく動いてたり、
っていう日もけっこうあり。
ADP雇用統計、大事なんですねっ。
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頂いたコメントによれば、
「ADPは 民間だけで雇用統計は官もあわせた全体の数値
FOMCと重なる時(週) FRBは雇用統計の数字
知ってるだろうとの観測で 声明が特に注目されます 」
とのことですm(__)m